6/19 CHESS 初日@世宗文化会館・大劇場 

やっべ、早く書かないと2回目の観劇がやってくる。


というわけで、メルスに気味の悪さを感じつつも、調べた情報から、渡韓を断念するほどではない。と思ったので、先々週韓国にぴゅーしてきました。だって可愛い可愛いけんちゃんの初舞台の初日見ない訳にはいかない。


到着して、びびりました。人々のマスクのしてなさに。


よくわからないと思うんですけど、部屋から見下ろした、街の様子↑誰ひとりマスクをしていない。本当にしてないんです。着けてるこっちが気恥ずかしくなるくらい着けていない。思わず外したくなるくらい着けていない。ほんと、この国の危機管理とやらは、、、


そんなことはさておき。劇場には日本☆さまからの米花輪もとても良い位置に置いてもらえ、


(しぬさんのお米1トンだよ〜わ〜すごい〜)


けんちゃん、出演するのだなぁ、しかも主役。。。うううとなるのでした。



なんのお知らせもないから、販売するのかしないのかさっぱりだったグッズも前日からしれっと販売されており、私も無事に、プログラムとアイスタンブラー(赤)とTシャツを購入


グッズ売り場には日本語が出来るスタッフ(あの方日本人?はて?)もいてくれたので、助かりました。
TシャツはMとLがあるので、迷わずMを。タンブラーは何の考えもなしに赤を頼んでしまったけど、赤が一番可愛かったのでよしです。ただ、このタンブラー。前々からストロー部分の衛生面に少し疑問があって。これ汚くないのかね?と。ストローだけ使い捨ての使うとなるとめちゃ不経済だし環境にも悪いし、でも上手く洗える気がしないし。ということで、使う日が来なさそうな予感満載だぜ。



では、ようやく公演の感想へ。字幕はないものと思っていたので(そして当たり前になかった)今まで上演されてきた舞台のあらすじを読んだりなどして、一応こういう話なのだなと念頭に入れて観劇したのですが、あれ?あれれ?ちょっとこれ展開違くない??となる私。今回の韓国版CHESS。ストーリーを結構ざっくり削ってます。そのせいなのかなんなのか、もはやこれはフローレンスの物語だろ、なんじゃこれ。です。最後、フローレンスが歌って幕が下がります。お前主役ちゃうやろがい。私は今回のフローレンス役の2人とも苦手な感じなので、それも相まって苛々しました。たった1回見ただけなのに登場時から苦手なフローレンス1(名前出すのも申し訳ない気がしてきて今更濁す)どうしてこのタイミングでするんだろうか?と思いながら見てたプレスコールの映像で、その演技のがコテコテ過ぎて無理ってなったフローレンス2(ゆりさんに、“この人のインスタ見たらもっと苦手になりますよ、きっと。”と言われたので死んでも見ない)フローレンス1は可愛くも無いし、歌声も個性のないし、なんで選ばれたのだろう。今回のフローレンス役、見せ場多いし、キスの相手全員アイドルだし、なんなん羨ましい☜それに比べて、アナトリーに捨てられた(実質)妻ですよ(役名覚えられない)こっちの方の方がはるかに可愛いし、歌声もよい。私はこの方の歌声、とても好きです(なので、さらにフローレンスにいらっと)というか、アナトリーが40代で、フローレンスと妻は一体、何歳の設定なんだろうか。キャスティングは見合っているんだろうか、てかなんでアイドルを起用したのか。もはや、けんちゃんなぜ?出演決めた?そんな女性陣の話はおいといて、アナトリー、フレディのサポート役のお二人。モロゾフ?モロコフ?(プログラム開いて確かめる気もない)役のボムレさんの声に終始しびれました。ほんと美声。何言ってるか分からないけど、発してる音が気持ちいいから、もうず〜〜〜っと話してて欲しかった。もう一人の方はボムレさんに霞んで(私的に)普通でした。あとチェスの審判役の人、重要なの??いたっけ?? アンサンブルの方に目を向けると、劇中、男性陣が裸にスーツで踊るという、こちらの国にありがちなシーンがあります。良い体してる人はいいんだけど、そうでない人は。。。ってことになります、もちろん。頭がちょっと薄めの、どうにも貧相で頼りない田原俊彦みたいな人がいて、私はその人に釘付けでした。踊るのに精一杯感むんむんでなんだか目が離せなかった。。。結構みんなしゃかりきに踊る割に間違えてたりもしてて、え、わ、今間違えた。ぷふふふふ。と思いながら見るのも面白いです。


そして、けんちゃん。
第一声を聞いてこけるかと思いました。う、うわずってる。高い。あれだけ、40代だから低めの声を〜となどと言っていたくせに、なんだこの高さはでした。まぁ、そら緊張するわなぁ。アナトリーのという感情を押さえこまれたロボットのようなロシア人の役っていうのもあったからなのか、表情皆無のサイボーグけんちゃんでした。演技へたっぴー☜ 肩をあからさまに落として溜息つく演技とかどうしようかと思った。なのに一転、歌になると途端に表情豊かです。いや表情はないままだけど、歌に表情があった。けんちゃん、一語一語、とても丁寧に歌ってて、あああ本当にこの子は歌が上手い。と感動しましたよ、私。1幕最後のアンセム。泣くかと思ったもの。最後高音で歌いあげるけんちゃんに、会場はざわめき、幕が降りたあとのあのざわざわ感。あんな“やば、なにあれ鳥肌立ったんだけど”っていう会場の雰囲気、久しぶりで昂ぶった。2幕になるも、相変わらずサイボーグけんちゃん、ピノキオけんちゃん、オズの魔法使いぶりきのきこりけんちゃん、つまり表情皆無。フローレンスと恋仲になってきゃっきゃしてる2回目のキスシーン前後は少し笑ったりもしてるけど、その他は、うーん、、、、けんちゃん、まだまだ改善の余地ありまくりです。プレスコールのキー君見てると、歌ってる時でも、顔で演技してるものねぇ。慣れてる先輩、さすがです。そしてグォンさんのアンセムも圧巻でしたな。いやぁ、全員のアンセム聴きたい。アンセムだけ聴きたい。


さて、中日を過ぎたけんとりーは初日のがちがちケントリーとどう変わっているのだろう。楽しみ。


あ、フレディについて何も触れてなかった。